クズのような暮らし

 

夜が来ると、眠れませんでした。

 

頭の中を後悔とみじめさが駆けずり回るのです。

 

 

私がダメだから

 

 

誰からも認められない

 

誰からも必要とされない

 

誰からも愛されない

 

誰もわたしのことなんて気にかけてもらえない

 

ここから消えてなくなりたい…

 

 

 

こんなことばかり本気で悩んでいました。

 

 

明け方ごろ、泣きつかれてようやく眠り、

 

午後3時ごろに目が覚める。

 

そして夜は眠れない。

 

 

そんな日が何日も何日も続きました。

 

 

父は、優秀だった私が

 

こんな風になってしまったことを受け入れられず

 

「なんでお前がそうなんだよ!」と

 

言われてもどうにも出来ない言葉を投げかけてきました。

 

 

兄や妹は私の状態を面倒くさそうに見ていました。

 

母はただただ心配していました。

 

 

私にはどこにも救いはありませんでした。

 

 

鬱病と診断されて

 

幸運だったのは

 

そのころからメディアでも、鬱病が社会問題として取り上げられるようになっていたことです。

 

 

父は様々なメディアからの情報から

 

少しずつ、ほんの少しずつ私の状態に理解を示すようになり

 

母が相性のあう心療内科を見つけてきてくれました。

 

 

病院では鬱病と診断されました。

 

おかしいことかもしれませんが、私は安心しました。

 

 

私はおかしいのではなく、これは病気なんだ、

 

だったら、いずれ、

 

わたしは、治るんだ。

 

 

一筋の希望のように感じました。

 

通院しながら、わたしは少しづつ

 

社会と接点を持つようになりました。

 

 

はじめは美術館のアルバイト。

 

 

部屋の隅に座って、展示品を監視している仕事です。

 

これ、座っている間、誰とも話さなくて良いのです。w

 

この仕事には救われました。

 

 

そうして、いろんなアルバイトに挑戦しながら

 

徐々に働く時間を増やしていきました。

 

 

ホテルの仕事では

 

同世代の女の子たちと話すことが出来、

 

鬱病であることも打ち明けることが出来ました。

 

 

病院でも女性だけの自助グループで

 

自分のことを話せるように。

 

 

どんな悩みでも、

 

わかちあえると軽くなります。

 

 

気づけば、

 

ホテルの仕事にフルタイムで入れるようになり

 

後輩がたくさん出来ていました。

 

 

この時26歳。

 

 

このまま人生を終りたくないと思った私は

 

自己啓発本を読み始めました。

 

 

そして中学時代の同級生から誘われたのをきっかけに

 

自己啓発セミナーに参加することになるのです。

 

 

 

初めての自己投資は約7万円

 

月に一度、半年間続くセミナーの代金は約7万円でした。

 

 

月に13万円程度しか稼げなかった私にとって

 

7万円のセミナーと月1回の東京への往復交通費は

 

非常に、非常に、高価なものでした。

 

 

けれど、そこで多くの大事な出会いが待っていたのです。

 

夫と知り合う

 

彼はひどい状態でした。

 

がりがりに痩せていて、目だけがギラギラ。

 

服装はよれよれで、全体的に埃っぽい。

 

 

夫の第一印象は「この人まじでやばそう」

 

この人と関わらないほうが良いだろうな、と

 

そう思いました。

 

 

後の話で、実は出会いの前日、

 

彼は自分の人生があまりにみじめだったので死のうとして、

 

死にきれなかったんだそうです。

 

 

仕事も出来ず、貯金は底をつき、

 

人間関係にも疲れ果てていたんだそう。

 

 

自暴自棄になっていた彼は

 

都合が悪くてセミナーに出られなくなった友人から

 

代わりに出てほしいと頼まれて

 

もう、なんでもいいや、と来たんだそう。

 

 

(私は、身近に死にたいという人が居たら必ずこの話をしてね、と伝えています。

 

明日、未来の妻(夫)に出会うかもしれないから、と。)

 

 

そのセミナーではたくさんの出会いがあり、

 

もう7、8年が経ちますが、

 

今でもお付き合いしてくださるありがたい友人が出来ました。

 

 

わたしは夫の住むところに引っ越し、

 

一緒に暮らすようになりました。

 

第6章 意識の拡大へ続く

 

 

 

 

 

 

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